古民家再生施工事例

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福岡市博多区 M様邸  ◆◆古民家をオーバーホールして更に80年以上は存続◆◆

 
古民家の着手前状況、玄関部分は過去に増築された形跡がありました。
 
 
古民家の着手前内部状況、お座敷部分は道路拡張により部分撤去となり、台所部分についてはの土間部分を改装された形跡あり。
 
床下部分の調査、何度も水害にあいシロアリ被害により根太・大引きは床の支持力はなく、家屋周囲の地盤が長年の年数が経ち床下地盤の方が低い状態でカビ臭い、台所部分の天井を撤去すると昔のかまどの煙により燻された小屋組が現れました。
 
小屋裏の調査状況、梁はしっかりしており、小屋貫が脱落した状況です。
 
撤去状況画像、腐食した木材の入れ替え松梁を残し・べた基礎を施しジャッキアップにより家屋全体の水平・立ちを調整しています。
 
左画像は、ダイニングの天井高を確保するために、垂木下に断熱材を入れ無垢の杉板を施工しています。右画像は、次の間に床の間を復元し床柱は希少価値のある8寸の黒柿を用い風格を再現しました。
 
玄関の修復状況、破風等全て復元しています。ダイニングに囲炉裏を設置し煙を大屋根の小屋裏に排気、これは木材を煙でいぶし防虫効果を増すため設置しています。
 
完成状況、壁は珪藻土を施し建具も全て手作りしてます。
 
完成画像、左画像座敷を次の間に再現、右は化粧小屋組みの管理用と書庫を兼ねた回廊の設置
      ◆◆健康塗り壁を用いた事により室内の空気が浄化され新鮮◆◆
 
完成画像,作り付け家具階段を設置平屋建てですが小屋裏収納及び廊下上部回廊を設け書物等の棚を設置、転落防止手摺も昔からあったようにデザインしています。
完成画像、座敷部分を撤去し外装もバランス良く再生、新たに広縁屋根部分にこ返り入母屋を設置。